2010熊野 5.考えが雨かった

11月12日、三日目。
”バ・バ・バ・ババババババババ・・・”
雨の音で目覚める。6時半。
ターフを打つ雨音が、狭いテントの中で響く。
小雨だろう。
寝袋の中で微睡む。
”ビューーーーッ”
今度は風の音が響く。
天気予報は晴れのはず・・・
30分ほど様子を見ても、雨の音も風の音も激しくなるばかり。
携帯が電池切れで、最新の予報が確認できず。
寝袋から這い出て、あぐらを掻く。
テントの頂点が頭の少し上になるが、突風でテントが撓み、頭に当たってくる。
困った・・
下手の考え休むに似たり。
買い置きの弁当を取り出して、朝食。
焦っても仕方ない。
そういえば・・バイクに備え付けのバッグはナイロン製で防水ではない。
テントを飛びだして100mほど先のバイクへダッシュ!
バッグポケットの防水カバーを取り出して覆う。
再びテントへダッシュ!
防水ジャンパは良いが、下半身は絞れるほどにびしょ濡れ。
雨は一時的か、一日中だろうかテントの中で判断に悩む。
隙間から外を覗くに、他のキャンパーはテントの中に閉じこもっている様子・・
しかし、テントの中で1時間もジッとしていると我慢できなくなる。
小雨になった瞬間を見計らって、撤収に取りかかる。
急ぎに急いで荷物をバイクに積み込む。
この天気では西進は無理。
東へ、名古屋方面へ向かおうと心に決める。
大降りになる前に準備完了。
でも、逆に空は晴れ間が見え始めた。┏(_ _|||)┓ガックリ

潮岬を出たコンビニで新聞を買って珈琲を一服。
新聞で見てもやはり今日は晴れだ。
どうやらいつものコースになりそう。
R42を東へ。
新宮に入ったのが11時。
熊野速玉大社へ。
ここはいつも観光バスが途切れることがない。
空はすっかり晴れ渡っている。
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朱色に輝く社殿に詣でる。
いつもの通り落ち着かず、早々に退散。
チェーン店で昼食。
風情がないけど、さほど食道楽でもないし、腹が満たされればよい。
裏手の神倉神社へ。橋を渡ると向に猿田彦神社。
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左側から石段が始まる。
意外に軽登山姿の参拝客が多い。
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最初の1/3くらいが急で、足弱の老人よろしくジグザグに登っていく。
後は緩やかな登りになる。
ゆっくり登って20分くらいか。

山頂に至る。
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御祭神の高倉下命は、私が通った幼稚園のある熱田区高蔵の名の由縁でもある。
といっても、日本中神社だらけで、奇しき縁を主張するには少々苦しい。
個人的にはちょっぴり縁があるとうれしい・・

菅笠を被った2人づれの後に鈴を鳴らして参拝。
巡礼さんかと思ったが、熊野古道歩きのハイキングだそうだ。
お饅頭を一つ戴いた。
話しかけた元を取った?かも
下りもかなり危険なのでゆっくり。
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青い花が咲いている。
登りの人に、リンドウだと教えてもらう。

最初のきつい石段を四つん這いで登っているご夫婦がいた。
後少しでぐっと楽になるとアドバイス。
グッドジョブ♪

14時に麓に。バイクに跨る。
15時少し前にウミガメ公園に着。
改装中だが入室可。
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体長1mを超えるウミガメが悠々と泳いでいる。
みんな平泳ぎが上手い。
でもよくよく見ると、微妙にクロールっぽく上から掻き込むような感じ。
平泳ぎでもクロールでも、DS理論に言うベストをほぼそのまま使う感じだから、
思ったよりも違いはないのかもしれない。
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次は熊野海岸。
東に獅子岩が見える辺り。
熊野に来る都度、ここには立ち寄る。
足元の砂利と青い波飛沫。
空高く鳶の群れ。
気分の良いところだ。

15時半。
後は名古屋まで突っ走るだけ。
R42からR23へ入り、22時には自宅へ無事辿り着いたのでした。
by dokuzenryu | 2010-12-02 22:23 | ツーリング


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